小田光治mitsuharu oda

小田光治

経歴

小田光治は三年のサラリーマン生活の後、吉賀大眉陶房で修業。「萩は両親の故郷です。会社を辞める前に何をしようかと考えたとき、そこに萩焼があったという感じでした。」1986年に独立したが、陶芸の創造性オリジナル性の難しさにぶつかり「一年は遊んでいました。無知だったのですね。」

それから大道士と見島土の配合、酸化炎の焼成といったすべての工程のなかでの研究に没頭。1992年には穴窯とのぼり窯併用の窯を築きました。「いろいろな条件下で肌合いや色彩の変化を自分の目と手で確かめたかった。プロの陶芸家なら使い分けることができなければ。」

自分で答えを出していこうという姿勢は、前歴のケミカルエンジニアだったときに培ったものです。

「分かりやすいやきもの、生き生きとした器たちの表情、それが私のオリジナルです。」

作品名:緑釉花器 Ryokuryu-Kaki

生年月日:1953年8月1日

出身地:千葉県千葉市

所在地:山口県萩市平安古町107-15

電話:0838-25-0349

所属:萩陶芸家協会会員